アリス=紗良・オット
JAN 2026 | ||||||
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アリス=紗良・オットは、ノクターンという形式を生み出した作曲家ジョン・フィールドを(再)発見する旅へと私たちを誘います。
フランスではなかなか聴く機会が少ない彼女ですが、最近セーヌ・ミュジカルで演奏し、ラジオ・フランスのレジデント・アーティストも務めました。今回はモンテーニュ通りでの初リサイタルで、ベートーヴェンの主要作品とジョン・フィールドのあまり知られていないノクターンを組み合わせた、とても個人的なプログラムを披露します。ノクターンは最も人気があり、親しまれている音楽形式のひとつですが、その創始者がジョン・フィールドであることはあまり知られていません。このベートーヴェンの同時代人の音楽的遺産は、ショパンのみならず、今日に至るまで多くの作曲家たちに影響を与えてきました。コンサートやドイツ・グラモフォンの録音を通じて、アリス=紗良・オットはこのあまり知られていないが、ピアノの歴史において極めて重要な作曲家の物語を伝えようとしています。
プログラムとキャスト
アリス=紗良・オット(ピアノ)
プログラム
フィールド:夜想曲 第17番、1番、2番、4番、10番、14番、16番、9番、12番
ベートーヴェン:ソナタ 第19番 ト短調 作品49-1
ソナタ 第30番 ホ長調 作品109
ソナタ 第14番 嬰ハ短調 作品27-2 月光
シャンゼリゼ劇場
シャンゼリゼ劇場
シャンゼリゼ劇場は、フランスのパリ8区にある劇場で、アールヌーボー建築の代表作といわれています。名前はシャンゼリゼですが、シャンゼリゼ通りではなく、モンテニュ通りにあります。
オーギュスト・ペレが設計し、アントワーヌ・ブール出る、モーリス・ドニ、エドゥワール・ヴゥイヤール、グザヴィェ・ルセルが美術担当し、1913年に完成します。
ジャーナリストで興行主であったガブリエル・アストゥリュクにより、オペラ座のような伝統的な劇場に対抗して、新時代の劇場にふさわしい現代的な作品を上演する事が提案されました。それに従い、バレエ・リュス(ロシア・バレエ団)を迎えて最初のシー人に備える事となりました。そのシーズンにクロード・ドビュッシーの「遊戯」(5月15日)、ストラビンスキーの「春の祭典」(5月29日)の初演が行われました。
当初私的な劇場として発足しましたが、劇場主のアストリュクは破産、1970年からケス・デ・デポがスポンサーとなりました。
シャンゼリゼ劇場は現在、オペラが年に3回公演されます。オーケストラピットの大きさの都合でバロック時代の作品や小管弦楽団のための作品が上演される事が多い。
フランス国立管弦楽団とラムルー管弦楽団の2つの管弦楽団がシャンゼリゼ劇場を本拠地としているほか、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団もフランスでの活動拠点としています。
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、パリ室内管弦楽団なども、シャンゼリゼ劇場でコンサートを行う事が多い。
そのほか、舞踏、室内楽、リサイタル、ポピュラー音楽などのイベントでも使用されています。
シャンゼリゼ劇場へのアクセス:
地下鉄:アルマ·マルソー(9行目)、フランクリンD.Roosevelt(1行目)、ポン·ドゥアルマ(RERのC線)
バス:N°42、63、72、80、92
タクシー乗り場:場所アルマ、大通りジョージVのコーナー