人間の声、終止符

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MAR 2026

 

人間の声 – フランシス・プーランク/ジャン・コクトー | オペラ
終止符 – ティエリー・エスケシュ/オリヴィエ・ピィ
上演時間:約45分 | 1時間10分
フランス語上演、フランス語・英語字幕付き
音声ガイド付き公演:2026年3月15日(日)17:00

 

プーランクが作曲家ティエリー・エスケシュと「対話」する、現代的な響きを持つ鏡のような効果。

 

 

1958年、カルメル派修道女の対話の2年後に、プーランクは人間の声を作曲した。これは一幕もので、ひとりの女性が愛の破局に直面するという設定である。多彩な才能を持ち、神聖な響きを湛えた豊かなオーケストレーションを得意とするティエリー・エスケシュは、プーランクの作品に呼応する「鏡」のような作品を作曲するにふさわしい人物であった。課題は、プーランクのモノローグの続きを、彼女と彼との間に再び生まれる対話として描くことであった。コクトーの言葉に対し、現代的な言葉を紡ぐ演劇人オリヴィエ・ピィの台詞が、より人間的でヒューマニストな視点をカップルの対話にもたらす。パトリシア・プティボン、シリル・デュボワ、ジャン=セバスチャン・ブー、オリヴィエ・ピィの四人によって、この舞台は2021年3月に無観客の劇場で初演された。当時は世界中で新型コロナが猛威を振るっていた。彼らを再び集め、この鏡のような舞台を目で見て耳で聴いてもらうことは、明白な願いとなった。舞台美術家ピエール=アンドレ・ヴァイツとの協力により、現代創作に対する強い情熱が共有されたのである。この二部作の核心にあるのは、まさに対話である。破局寸前の二人の人間の対話、言葉の対話、そして二人の感受性豊かで現代的な作曲家同士の対話なのだ。

プログラムとキャスト

シャンゼリゼ劇場

シャンゼリゼ劇場
 

シャンゼリゼ劇場は、フランスのパリ8区にある劇場で、アールヌーボー建築の代表作といわれています。名前はシャンゼリゼですが、シャンゼリゼ通りではなく、モンテニュ通りにあります。
オーギュスト・ペレが設計し、アントワーヌ・ブール出る、モーリス・ドニ、エドゥワール・ヴゥイヤール、グザヴィェ・ルセルが美術担当し、1913年に完成します。

ジャーナリストで興行主であったガブリエル・アストゥリュクにより、オペラ座のような伝統的な劇場に対抗して、新時代の劇場にふさわしい現代的な作品を上演する事が提案されました。それに従い、バレエ・リュス(ロシア・バレエ団)を迎えて最初のシー人に備える事となりました。そのシーズンにクロード・ドビュッシーの「遊戯」(5月15日)、ストラビンスキーの「春の祭典」(5月29日)の初演が行われました。

当初私的な劇場として発足しましたが、劇場主のアストリュクは破産、1970年からケス・デ・デポがスポンサーとなりました。

シャンゼリゼ劇場は現在、オペラが年に3回公演されます。オーケストラピットの大きさの都合でバロック時代の作品や小管弦楽団のための作品が上演される事が多い。

フランス国立管弦楽団とラムルー管弦楽団の2つの管弦楽団がシャンゼリゼ劇場を本拠地としているほか、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団もフランスでの活動拠点としています。

フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、パリ室内管弦楽団なども、シャンゼリゼ劇場でコンサートを行う事が多い。

そのほか、舞踏、室内楽、リサイタル、ポピュラー音楽などのイベントでも使用されています。

 

 

シャンゼリゼ劇場へのアクセス: 

 
地下鉄:アルマ·マルソー(9行目)、フランクリンD.Roosevelt(1行目)、ポン·ドゥアルマ(RERのC線) 
バス:N°42、63、72、80、92 
タクシー乗り場:場所アルマ、大通りジョージVのコーナー 
 

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