プッチーニのミサ・ディ・グロリア、フィガロの結婚 序曲

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OCT 2025

 

エリオス管弦楽団 / エリオス・エフェメール合唱団
指揮:マチュー・カバン(Mathieu Cabanes)

プッチーニ:グローリア・ミサ

 

『グローリア・ミサ』(Messa di Gloria)は、ジャコモ・プッチーニが1880年、ルッカ音楽院の学生時代に作曲した宗教音楽作品です。「ミサ」と名付けられていますが、構成は伝統的な通常文の5つの部分、キリエ、グローリア、クレド、サンクトゥス、アニュス・デイ(ベネディクトゥスはサンクトゥスに含まれる)から成っています。この作品は、叙情的でドラマティックな声楽スタイルを融合させており、後にオペラ作曲家として名を馳せるプッチーニの音楽的特徴がすでに表れています。
合唱、オーケストラ、テノールとバリトンのソリストのために書かれており、典礼の伝統とロマン主義の表現力を融合させたこの作品は、プッチーニのオーケストレーションと声楽作曲における初期の才能を明らかにしています。

モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』序曲

モーツァルトが1786年に作曲した歌劇『フィガロの結婚』(K.492)の序曲は、明るく快活なオーケストラ作品で、彼の最も有名なオペラの一つの幕開けを飾ります。この序曲にはオペラ本編の旋律は含まれていないものの、作品全体の精神—活気、ユーモア、軽快さ、そして微妙な緊張感—を見事に表現しています。短いモチーフ、絶え間ないエネルギー、そして精緻なオーケストレーションが特徴で、ボーマルシェの戯曲をダ・ポンテが台本化したこのオペラの世界へと聴衆を見事に導きます。

エリオス管弦楽団

エリオス管弦楽団は、2014年の創設以来、活気に満ちた多才なアンサンブルとしてその地位を確立してきました。芸術監督ポール・サヴァル(Paul Savalle)の指導のもと、若手音楽家の職業的育成を目的とし、オーケストラ演奏を通じて実践的な経験を積む機会を提供しています。
卒業間もない若手音楽家が、経験豊かなオーケストラ奏者や指揮者、ソリストと共に、最適な条件のもとで共演することで、現場の経験を積んでいます。レパートリーはバロックから現代音楽まで多岐にわたり、交響曲から合唱曲までを網羅し、しばしば地域合唱団との共演も行います。柔軟な編成が可能なため、弦楽四重奏からフル・オーケストラまで、さまざまな形態で演奏し、大規模アンサンブルの恩恵に恵まれにくい地域にも音楽を届けています。

 

プログラムとキャスト

聖シュルピス教会

サンシュルピス教会は、ノートルダム寺院に次いでパリで2番目に大きい教会です。 VIe区のルクセンブルク地区にあります。 もともとは13世紀に建設され、ほとんどが1732年に完成しました。教会には18世紀に始まった長年にわたるオルガンの伝統があります。 1862年に追加されたAristideCavaillé-Collによって建てられたオルガンがあります。

Biserica Sfântul Sulpice
Daniel Vorndran/Commons
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