ニコライ・ルガンスキー、シャルル・ベルリング
OCT 2025 | ||||||
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ニコライ・ルガンスキー、シャルル・ベルリング、リール国立管弦楽団がラヴェルを祝う。
定番のボレロや有名な亡き王女のためのパヴァーヌに加えて、リール国立管弦楽団は一味違う形でラヴェルを讃えます。ピアノ愛好家ならト長調の協奏曲を暗記しているかもしれませんが、そこで注目されるのはこの作品では珍しい存在であるニコライ・ルガンスキーの登場です。あまり知られていない作品を好む人々にとっては、ラヴェルと「六人組」の時代に交流のあったジェルメーヌ・タイユフェールの参加が喜ばしい驚きとなるでしょう。好奇心旺盛な耳には、リムスキー=コルサコフの楽譜を元にした舞台音楽アンタールの東洋的な雰囲気が魅力となり、北仏のオーケストラに多彩な音色を引き出すことを要求します。ジョシュア・ワイラースタインは、2014年にアミン・マアルーフが加えたテキストでシャルル・ベルリングと共演します。よい旅を!
プログラムとキャスト
ニコライ・ルガンスキー(ピアノ)
シャルル・ベルリング(朗読)
リール国立管弦楽団
ジョシュア・ワイラースタイン(指揮)
プログラム
タイユフェール:プティット・スイート
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
ピアノ協奏曲 ト長調
アンタール - ニコライ・リムスキー=コルサコフの有名なテーマに基づく劇付随音楽(アミン・マアルーフのテキスト)
ボレロ
シャンゼリゼ劇場
シャンゼリゼ劇場
シャンゼリゼ劇場は、フランスのパリ8区にある劇場で、アールヌーボー建築の代表作といわれています。名前はシャンゼリゼですが、シャンゼリゼ通りではなく、モンテニュ通りにあります。
オーギュスト・ペレが設計し、アントワーヌ・ブール出る、モーリス・ドニ、エドゥワール・ヴゥイヤール、グザヴィェ・ルセルが美術担当し、1913年に完成します。
ジャーナリストで興行主であったガブリエル・アストゥリュクにより、オペラ座のような伝統的な劇場に対抗して、新時代の劇場にふさわしい現代的な作品を上演する事が提案されました。それに従い、バレエ・リュス(ロシア・バレエ団)を迎えて最初のシー人に備える事となりました。そのシーズンにクロード・ドビュッシーの「遊戯」(5月15日)、ストラビンスキーの「春の祭典」(5月29日)の初演が行われました。
当初私的な劇場として発足しましたが、劇場主のアストリュクは破産、1970年からケス・デ・デポがスポンサーとなりました。
シャンゼリゼ劇場は現在、オペラが年に3回公演されます。オーケストラピットの大きさの都合でバロック時代の作品や小管弦楽団のための作品が上演される事が多い。
フランス国立管弦楽団とラムルー管弦楽団の2つの管弦楽団がシャンゼリゼ劇場を本拠地としているほか、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団もフランスでの活動拠点としています。
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、パリ室内管弦楽団なども、シャンゼリゼ劇場でコンサートを行う事が多い。
そのほか、舞踏、室内楽、リサイタル、ポピュラー音楽などのイベントでも使用されています。
シャンゼリゼ劇場へのアクセス:
地下鉄:アルマ·マルソー(9行目)、フランクリンD.Roosevelt(1行目)、ポン·ドゥアルマ(RERのC線)
バス:N°42、63、72、80、92
タクシー乗り場:場所アルマ、大通りジョージVのコーナー