ミュージカル『シカゴ』

シカゴ──カルトミュージカルが 2025年にカジノ・ド・パリにやってくる

2025年、伝統あるライブエンターテインメントの会場、カジノ・ド・パリで、『Chicago, the Musical』のフランス語版が上演されます。ブロードウェイ、ロンドン、そして世界を席巻したこの傑作が、忠実かつ現代的な新演出で舞台に戻ってきます。パリのシカゴは、ジャズ、情熱的な犯罪、社会風刺を融合し、ロキシー・ハートやヴェルマ・ケリーといった象徴的なキャラクターによって彩られます。ミュージカル好きには見逃せないイベントです！

今につながる物語…そのルーツは1920年代にある

「皆様、ご案内申し上げます。これからご覧いただくのは、殺人、欲望、腐敗、暴力、操作、姦通、裏切りの物語。そう、私たちの心に深く刻まれた、あらゆるものです…」

Chicago の冒頭のセリフは明確で、挑発的でありながらユーモアを含んでおり、物語の舞台を設けてくれます。そしてすぐに、この物語が今の時代のニュースになりうることがわかります。このショーの強みの一つは、1970年代に制作されたものの、1920年代のシカゴで実際に起きた事件を根底に持っていることです。

ミュージカル「シカゴ」の物語

モーリーン・ダラス・ワトキンスの作品では、恋人を殺した新進芸術家ロキシー・ハートと、二重殺人の罪で起訴された、彼女の憧れの芸術家ヴェルマ・ケリーが刑務所で出会います。死刑を逃れるため、彼女たちは敏腕で狡猾な弁護士、シカゴの法曹界のスターであるビリー・フリンの助けを借ります。刑務所長のママ・モートンの利害関係を伴う共謀の下で。そして彼女たちは弁解に成功し、無罪となりますが、ロキシー・ハートの裏切られた夫だけは恩恵を受けません。一方で二人の女性は既に共犯者として、舞台に立つ道をみつけ、爆発的なデュエットを繰り広げます。

プログラムとキャスト

ショーの上演時間は 2時間35分 で、20分間の休憩 があります。

主な役柄

SHY'M: ヴェルマ・ケリー
Vanessa CAILHOL: ロキシー・ハート
Jacques PREISS: ビリー・フリン
Waku MALANDA: ママ・モートン
Pierre SAMUEL: エイモス・ハート
J. LEBRAUD: メアリー・サンシャイン
…そしてオーケストラ！

アンサンブル

Scarlett AVEDIKIAN: アンサンブル
Nils BOYER: スウィング
Clément CABREL: アンサンブル
Astrid DANGEARD: アンサンブル
Salomé DIRMANN: アンサンブル
José Antonio DOMINGUEZ: アンサンブル
Yoan GROSJEAN: スウィング - アシスタント・ダンスキャプテン
Emmanuelle GUÉLIN: アンサンブル
Lisa LANTERI: アンサンブル
Marly MASIVI: アンサンブル
Léo MAINDRON: アンサンブル
Loïc MARCHI: アンサンブル
Sacha MPONGO: アンサンブル
Dorit OITZINGER: スウィング - ダンスキャプテン
Julie THOMAS: スウィング
Gustave VIGNERON: アンサンブル
Zoltan ZMARZLIK: アンサンブル

演出

Véronique Bandelier: 常勤演出
Dominique TROTTEIN: 音楽監督
Dorit OITZINGER: スウィング - ダンスキャプテン
Dominique TROTTEIN: 音楽監督

ピアノ

Daniel GLET: ピアニスト - 補助音楽監督
Julien MOUCHEL: 稽古用ピアニスト
Matthieu MICHARD: ピアニスト
Sébastien JAUDON: ピアニスト